アトピーで肌荒れがひどい時は、ちょっとコンビニにすら行きたくないですよね。特に顔に肌トラブルが現れると、おさまるまで辛くて仕方ないもの。
もし美顔器を使って肌の状態が少しでも良くなるなら、試してみたいですよね。
美顔器は多かれ少なかれ肌に刺激があるので、肌の状態が悪いときは使えません。
しかし、比較的肌の状態が良い時や、症状が軽めの場合は美顔器を使ってお肌のケアができるんです。
どんな美顔器だとアトピーでも使えるのか、使えない美顔器や注意点などもご紹介します。
Contents
どんな美顔器ならアトピーでも使えるの?
アトピーの場合、どんな美顔器でも使えるわけではありません。
オススメの美顔器や、逆にやめておいた方が良いものについてご紹介します。
1.アトピーさんにオススメの美顔器
オススメの美顔器は2つあります。
- スチーマー(精製水を使う):顔に蒸気を当てるだけなので安全。
- 光、LED美顔器:物理的な振動などが肌に当たらないため、比較的安全。
まずはスチーマーです。他の美顔器と違って直接顔にマシンが当たらないので、アトピーでも安心して使えます。
ポイントは、使い終わった後に乳液やクリームで保湿ケアをすること。これを忘れると余計に肌が乾燥します。
水道水を使うと刺激が強いときは、精製水を使いましょう。
精製水はドラッグストアや通販などで簡単に手に入ります。精製水は水道水と比べて腐りやすいので、使い終わったら必ずタンクを洗ってください。
光、LED美顔器も、肌に振動などの物理的な刺激が加わらないため使える人が多いです。
2.アトピーさんも場合によっては使える美顔器
- イオン導入:無添加の美容液やジェルにこだわる必要がある。
- 超音波:出力を弱めに設定できるものなら使える人もいる。
イオン導入は肌の奥に美容液などの成分を届けるものです。
アトピーの場合、肌が非常に乾燥しやすいです。保湿成分が多く、無添加の美容液やジェルを使用すると良いでしょう。
ただし添加物が入った美容液やジェルを使うと、肌トラブルに。こだわって選ぶのが重要です。
超音波美顔器は、出力を弱めにすれば使えることも。アトピーの症状が軽めなら検討しても良いでしょう。
3.アトピーさんはあまり使わない方が良い美顔器
ローラー美顔器は顔をゴシゴシこすりやすく、それが物理的な刺激となってアトピーが悪化しやすいです。
ただし人によって、これが使えてこれは使えないというものが違います。
これまで紹介したものでも、アトピーの状態や状況によって変わります。心配なら、かかりつけの医師に相談してから使いましょう。
アトピーで美顔器を使ってはいけない場合とは
アトピーの場合、美顔器を使ってはいけない場合もあります。
- ステロイドで治療していて毛細血管拡張を起こしている時
- アトピーで肌が荒れている状態の時
- 医師に禁止された場合
このような場合、美顔器はおやすみしましょう。
基本的に、肌トラブルが起こっている最中には使えません。比較的肌の調子が良い時だけにしてくださいね。
アトピーでも美顔器をうまくつかう方法とは
アトピーでも美顔器を使いたい場合、どうすればうまく使えるのでしょうか。
1.アトピーさんはなぜ肌荒れするのか
アトピーとは肌のバリア機能が異常を起こした状態です。
バリア機能がうまくいっている場合に比べると、肌が乾燥しているため悪い物質や細菌などが肌へ侵入して肌荒れしやすいです。
さらに免疫という悪い物質や細菌をやっつけて体を守るための機能にも、異常が現れます。
この免疫が過剰に働くことで、やっつけなくても良いものまで攻撃するため、肌に炎症が起きやすい状態です。
2.アトピーで美顔器を使うなら保湿ケアがカギ!
このようにアトピーさんの場合、バリア機能が弱って肌が非常に乾燥します。そのため保湿ケアが重要です。
美顔器を使うなら、使い終わった後に乳液やクリームで保湿ケアをするのを忘れないようにしましょう。
なぜ美顔器の説明書にはアトピーだと使えないと書いてあるのか
美顔器の説明書には、たいていアトピーの場合使用禁止と書かれています。
これは、実際アトピーにも個人差があり、同じ美顔器を使って大丈夫な人もいれば、症状が悪化する人もいるためです。
できる限り危険を避けるためにも、メーカーは説明書には使用禁止と書くことが多いです。
しかしアトピーでも使える美顔器は存在します。ただし使うなら、自己責任で慎重にしてくださいね。
できれば、あらかじめ医師に相談してから使うと良いでしょう。
まとめ:アトピーでも美顔器は使えるけど慎重に!
アトピーでも、人によっては美顔器も使えます。
しかし肌トラブルがひどく、肌が傷んでいる時には使えません。比較的、症状が軽めの時に限って使いましょう。
オススメは精製水を入れたスチーマーや、LED・光美顔器です。
ただしコロコロローラーは肌への物理的な刺激が強いので、使わないほうが良いでしょう。
しかし状態や人によって、同じ美顔器でも使えたり使えなかったりするものです。事前に医師に相談しておくと、より安心して使用できます。