女子の体のお悩みNO.1といえば、ずばり「ムダ毛の処理」ですね。
美容サロンや美容クリニックでの脱毛処置はすごく憧れるけど、ただ金銭的なハードルが高い・・・というのが本音の女子も多いはず。
そこで今回は自宅でおこなえる脱毛方法とそのメリット、デメリットについてまとめてみたいと思います!
Contents
自宅で出来る方法4つを一挙に脱毛方法を比較!
まず脱毛できる方法4つを比較表で簡単にまとめてみました。
効果 | 痛み | |
シェーバー・カミソリ | 除毛効果 | ![]() |
ブラジリアンワックス | 除毛効果 | ![]() |
脱毛クリーム・スプレー | 除毛効果 | ![]() |
脱毛器 | 脱毛効果 | ![]() |
脱毛器以外の方法はいわゆる「除毛効果」で普段のお手入れとして行えるだけで、毛が生えてこなくなるような効果はありません。
「脱毛」と「除毛」の違い
- 脱毛はムダ毛を毛根から抜くこと。毛抜き・ワックス・家庭用脱毛器など
- 除毛は、肌の表面にあるムダ毛だけを取り除いていくこと。シェーバー・脱毛クリームなど
ただ、脱毛器や脱毛サロンなどで毛が生えてこなく出来ない場合、普段のお手入れが重要になってきますし、脱毛することが必ずしもメリットだけとは限りません。
そこで、それぞれの方法のメリットデメリットを解説していきます。
自宅でできる脱毛(除毛)方法その1:シェーバー・カミソリでムダ毛を剃る
自分でおこなう脱毛方法として、おそらく誰しも一度はやったことがあるのがムダ毛を剃る方法でしょう。
毛をなくしたい部分にカミソリやシェーバーを当てるだけとその方法もいたってシンプルで、ムダ毛処理の初歩の初歩といっても過言ではありません。
ムダ毛を剃って脱毛するメリット
ムダ毛を剃りのメリット
- とにかく簡単!誰もすぐにできる
- コストがかからない
カミソリやシェーバーはドラッグストアなどで購入できるし、価格もとてもリーズナブルですよね。
とにかくムダ毛を剃って処理する方法は老若男女とはず、誰も簡単、手軽にできることが最大のメリットでしょう。
ムダ毛を剃って脱毛するデメリット
ムダ毛剃りのデメリット
- 肌の負担が大きい
- すぐに毛が伸びてくる
- 伸びた毛がチクチクする
- 黒ずみや埋没毛の原因になりやすい
ムダ毛剃りは手軽さの一方で、やはり肌へのダメージが大きいことが一番のデメリットといえるでしょう。
毛剃りを続けていくうちに毛穴の黒ずみが目立ってしまい、「ムダ毛を処理しても素足はムリ!」なんていう結果になってしまうことも。
またカミソリやシェーバーでの処理は効果も短く、新たに生えてくる毛先が尖っていてチクチクするのも難点です。
自宅でできる脱毛(除毛)方法その2:ブラジリアンワックス・脱毛テープなどでムダ毛を抜く
「毛剃り」の次にポピュラーな脱毛法といえば、毛抜きなどを使って毛を抜いていく方法です。
毛抜きだと1本づつしか抜けないのでとても時間がかかるし面倒ですが、毛を抜いて脱毛する方法には他にも
- 電動毛抜き器
- 脱毛テープ
- ブラジリアンワックス
という方法もあるの要チェックです!
ムダ毛を抜いて脱毛するのメリット
ムダ毛抜きのメリット
- 簡単で、コストもかからない
- 毛を剃るより長持ちする
- 毛を剃るより肌への負担は小さい
ムダ毛を抜いて脱毛するメリットはムダ毛を剃る方法と同様、誰でも手軽にできて費用がかからないことでしょう。
その他のメリットとしては、カミソリなどで剃るよりも肌に対する負担が少なく、仕上がりも良い点などが挙げられます。
ムダ毛を抜いて脱毛するデメリット
ムダ毛抜きのデメリット
- 痛みがある
- 毛穴へのダメージが大きい
- 黒ずみや埋没毛の原因になる
ムダ毛を抜いて脱毛するデメリットとしてまず挙げられるのが痛みがあることです。
特にブラジリアンワックスは広範囲のムダ毛を一気に抜くことができる一方で、かなり強い痛みを我慢しなければなりません。
またムダ毛を抜くのは毛穴に対するダメージも強く、色素沈着や埋没毛の原因になってしまいます。
自宅でできる脱毛(除毛)方法その3:脱毛クリーム・スプレーなどの薬剤を使用する
自宅で手軽にできる脱毛には、脱毛クリームやスプレーを用いる方法もあります。
脱毛クリームや脱毛スプレーには「チオグリコール酸カルシウム」という薬剤が配合されています。
このチオグリコール酸カルシウムにはタンパク質を溶かす性質があるため、ケラチンというタンパク質で構成される毛を溶かしてムダ毛を処理することができます。
また脱毛以外に、薬剤を用いて毛の成長を抑えて細くしたり(抑毛)、毛の色を薄く(脱色)したりしてムダ毛を目立ちにくくする方法などもあります。
薬剤を使用して脱毛するメリット
薬剤を使用するメリット
- 広範囲のムダ毛を脱毛できる
- 仕上がりが良い
- 毛先が丸いため、生えてきてもチクチクしない
脱毛クリームやスプレーは薬剤を脱毛したい部位に塗布してしばらく置いておくだけで脱毛ができるため、簡単でなおかつ広い範囲のムダ毛を一気に処理できる点がメリットです。
また仕上がりも良く、再び生えてきた毛がチクチクすることもありません。
薬剤を使用して脱毛するデメリット
薬剤を使用するデメリット
- 肌への負担が大きい
- 脱毛時のニオイが強い
- 使用できない部位がある
チオグリコール酸カルシウムはタンパク質を溶かす性質がありますが、皮膚もタンパク質でできているため肌への負担も大きくなります。
そのためデリケートな部分などの脱毛手段としては適していません。
またタンパク質を溶かす時に、硫黄臭い独特なニオイがあるのも難点といえるでしょう。
除毛No1は今人気の脱毛クリーム?利用方法とその原理を解説!
脱毛クリームはムダ毛が気になる部分にクリームを薄く延ばし、そのまま数分置いて洗い流すとムダ毛がなくなるというシンプルな脱毛法です。
ただ厳密いうとクリームの働きは「脱毛」ではなく「除毛」になります。
除毛は毛根が残ったままなので、脱毛に比べるとその効果は短くなります。
脱毛クリームはムダ毛を溶かして処理する
脱毛クリームには「チオグリコール酸カルシウム」というタンパク質を溶かす成分が配合されています。
私たちの毛はケラチンというタンパク質から構成されているため、チオグリコール酸カルシウムが反応してムダ毛を溶かしていくわけです。
ちなみにこのチオグリコール酸カルシウムは、美容院のパーマ液にも配合されています。
パーマ液のチオグリコール酸カルシウムは髪の毛の一部を溶かし、その後再結合させることで髪の毛にカールやウェーブを作っています。
脱毛クリームの使用法
まだ使用したことのない方のために、簡単ですが脱毛クリームの使用法をご紹介します。
脱毛クリームの使用法
- 脱毛する部位の水分をしっかりふき取る
- クリームを均一に伸ばす
- 一定の時間(商品が指定する時間)置いておく
- クリームを優しくふき取る
- シャワーなどできれいに洗い流す
- 保湿剤でしっかり保湿する
脱毛クリームは、クリームが浸透しやすいお風呂上りの使用がより効果的です。
脱毛クリームはおすすめめできる除毛法といえる?
脱毛クリームの基本がわかったところで、気になるのはその効果ですよね。
その他の方法とメリットデメリット面を詳しく比較していきましょう。
シェーバーよりも仕上がりは良いが、効果はやはり短い
脱毛クリームは同じ除毛となるカミソリやシェーバーよりは仕上がりもよく、効果も長持ちします。
また毛を剃る脱毛では生えてきた毛がチクチクしますが、脱毛クリームではそのチクチクも解消されます。
ただやはり除毛でしかないためその効果は短く、すぐに新たなムダ毛が生えきてしまうのが難点です。
除毛できる部位が限られる
脱毛クリームは薬剤を使用するため、顔やVIOといったデリケートな部分の脱毛では使用できません。
また皮膚もムダ毛と同じくタンパク質で構成されるため、当然ながら成分であるチオグリコール酸カルシウムが反応します。
そのため肌に対する負担も大きく、肌が弱い人は使用できない場合があります。
剛毛にはあまり効果がない
脱毛クリームは、ムダ毛が細ければ一定の効果が得られます。
しかし毛が濃く太い場合、クリームで処理しても切れ切れになったり、一部のムダ毛が残ってしまう可能性が高いでしょう。
特にわきの脱毛では、仕上がりがあまり期待できません。
脱毛クリームがおすすめできる人・出来ない人
おすすめの人
- 肌は強め
- 毛が薄め
- デリケートゾーンなどには利用しない
おすすめできない人
- 肌が弱い
- 剛毛
- デリケートゾーンにも利用したい
あなたの体質に合わせて利用するかどうかを決めてみるのがよいでしょう。
自宅でできる唯一の脱毛方法:家庭用脱毛器を使用する
近年では家庭でも使用できる脱毛器が市場で多く販売されています。
性能も改良を重ねるごとにパワーアップし、中にはサロンの脱毛と同様の効果が得られる家庭用脱毛器もあるほどです。
家庭用脱毛器を使用して脱毛するメリット
家庭用脱毛器のメリット
- 仕上がりがよく、効果が長持ちする
- サロンと同じ程度の効果が得られる
- 好きな時に処理したい部位だけ脱毛することができる
- 製品によっては美肌効果がある
近年販売されている家庭用脱毛器の中には、サロンでおこなう光脱毛と同じ原理が使用されたものもあります。
そのため自宅でサロンと同じような脱毛を、好きな時に好きなだけおこなえることが家庭用脱毛器最大のメリットといえるでしょう。
家庭用脱毛器を使用して脱毛するデメリット
家庭用脱毛器のデメリット
- 初期費用が高い
- 手間がかかる
家庭用脱毛器は性能が良いものほど、製品の価格も高くなります。
またどの脱毛方法にも共通することですが、自分でおこなう脱毛には多少の手間がかかることは否めません。
ただ、費用面や効果などを考えるとサロン脱毛や医療脱毛と比較しても引けを取ることはなくメリットも多いので、本気で脱毛したい人は検討してみるとよいでしょう。
脱毛器以外にはないの?自宅で使える脱毛器具5種類を紹介!
自宅で行える脱毛方法を紹介してきましたが、脱毛を手助けしてくれる家庭で使える脱毛器具って他にないのか気になりませんか?
現在、家電量販店やネット通販などで販売されてる脱毛器具は次の5つのタイプがあります。
自宅で使える脱毛器具
- シェーバータイプ・・・ムダ毛を剃って処理をする(除毛)
- 毛抜きタイプ・・・毛を引き抜きながら処理をする(除毛)
- ヒーディングタイプ・・・ムダ毛を焼き切って処理をする(除毛)
- レーザータイプ・・・レーザーの作用でムダ毛を処理する(脱毛)
- フラッシュ(光)タイプ・・・光の作用でムダ毛を処理する(脱毛)
それでは、それぞれの脱毛器具の特徴を以下に詳しくみていきましょう!
脱毛器具その1:シェーバータイプ
シェーバータイプは男性の「髭剃り器」と同じ原理で、ムダ毛を剃って処理する脱毛器具です。
ただ毛根から処理するわけではないので、厳密には脱毛ではなく「除毛」になります。
ムダ毛を剃るといえばカミソリを使ったムダ毛の処理法もありますが、シェーバーはカミソリよりも肌に対する負担が小さくなります。
また一時的ではあるにしろ、その場でムダ毛をなくせるお手頃感がシェーバーのメリットかもしれません。
深剃りできないので、仕上がりはイマイチ・・・
シェーバーは誰でも手軽に使える脱毛器具ですが、カミソリのように深剃りができないのでムダ毛が多少残る場合があります。
特に太い毛や濃い毛の仕上がりはあまりよくなく、効果も長くは続きません。
脱毛器具その2:毛抜きタイプ
毛抜きタイプは、手動でおこなう毛抜きの電動版と考えるとよいでしょう。
手動では1本1本ムダ毛を引き抜いていくのに労力がかかってしまいますが、電動は一度に数本の毛を一気に抜くことができるため、ムダ毛処理の時間を短縮できます。
毛穴のダメージが大きく、しかも痛い!
シェーバーよりも仕上がりがよい毛抜きタイプですが、ムダ毛を一気に引き抜くので多少の痛みは覚悟しなければなりません。
また毛穴に対するダメージが大きく、長期にわたって使いつづけると黒いブツブツ肌になるので注意が必要です。
脱毛器具その3:ヒーディングタイプ
ヒーディングタイプとは熱の作用によってムダ毛を焼き切って処理する脱毛器具です。
こちらも毛根から処理する脱毛とは異なるため、シェーバーと同じく除毛を目的とした器具になります。
ただ刃が直接皮膚に触れることがないため、シェーバーよりも肌に対する負担は小さいでしょう。
使用時にニオイが強く、効果もあまり持続しない
ヒーディングタイプは、毛を焼き切るときにかなり強いニオイがでます。
処理中だけなのでニオイが気にならない人であれば問題ありませんが、ただ毎回そのニオイに悩まされるのも辛いかもしれません。
また除毛という点ではシェーバーと変わりないので、効果は長くは続かないでしょう。
脱毛器具その4:レーザータイプ
レーザータイプはレーザーを直接毛根に作用させ、ムダ毛を処理していく脱毛器具です。
医療脱毛でもレーザーを使用しますが、家庭用はそれよりも効果が弱く、永久脱毛はできません。
またシェーバーや毛抜きのようにその場でムダ毛がなくなるわけではなく、何回か処置を繰り返すことで少しずつムダ毛を減らしていく脱毛法です。
しかし毛根から処理するため仕上がりがよく、効果も長持ちするほか、ムダ毛を減らす効果も期待できます。
脱毛できる範囲が狭く、処理に時間がかかる
レーザータイプは次にしめすフラッシュタイプよりも効果が高いといわれている反面、1回にレーザーを当てられる範囲がせまく処置に時間がかかります。
そのためランニングコストが高く、仕上がりに満足するために多少の出費が否めません。
脱毛器具その4:フラッシュ(光)タイプ
フラッシュタイプはレーザータイプ同様、光を毛根に作用させてムダ毛を処理する脱毛器具です。
サロンなどで使用されるのもこのフラッシュタイプの機器で、医療レーザーよりも効果はマイルドです。
ただレーザータイプよりも照射範囲が広いため、レーザータイプよりも処置の時間が短くすむのが特徴です。
初期費用は高いが、トータル的にはお得で効果も高い
フラッシュタイプの脱毛器具は価格が高いため、なかなか手がでない・・という人も多いようです。
ただ5つのタイプの中ではもっとも仕上がりがよく、効果も長持ちします。
たしかに初期費用は高くつきますが、サロンと同程度の仕上がりが得られるならばトータル的にはお得です。