ブツブツのニキビがやっと治ったと思ったら、ニキビの跡が赤く残っしまったり、シミになったり、凸凹したクレーター状になったり・・・
ニキビのトラブルは、たとえそれが治った後でも油断はできませんね。
ニキビ跡を残さないためには、ニキビの炎症を広げないように正しいケアをおこなうことがまず肝心ですが、それでもできてしまったら美顔器の力を借りてみるのも1つの方法です。
今回はニキビ跡やクレーター肌におすすめの美顔器と、セルフケア法についてご紹介していきたいと思います。
Contents
ニキビ跡・クレーターにおすすめの美顔器の選び方!
ニキビ跡・クレーターに効果的な美顔器を選ぶには、美顔器についている機能に注目する必要があります。
- イオン導入・エレクトロポレーション:ニキビ跡に有効な美容成分を内部に浸透
- 高周波:ターンオーバーの正常化&コラーゲン生成UPでニキビ跡を改善
- LED:アクネ菌の殺菌・ターンオーバーの活性化・コラーゲン生成UP など
ニキビ跡には様々なタイプがありますが、美顔器を使ったセルフケアで効果があるのは赤みや茶色を帯びたニキビ跡です。
各タイプのニキビ跡の原因や対策については後に詳しく述べますが、その改善にお勧めな美顔器の機能は「イオン導入・エレクトロポレーション」「高周波」「LED」の3つの機能です。
ではそれぞれの機能について、さらに詳しく見ていきましょう。
イオン導入・エレクトロポレーション
色素沈着によってできた赤いニキビ跡、茶色いシミのようなニキビ跡には、「ビタミンC誘導体」や「ハイドロキノン」「トラネキサム酸」といった美容成分が効果を発揮します。
これらの成分を肌の内側まで浸透させるのが、イオン導入やエレクトロポレーションといった美顔器の機能です。
イオン導入はプラスやマイナスを帯びるイオンの性質を利用した機能で、分子が小さく、マイナスの性質を持つ美容成分の浸透に適しています。
イオン導入で使用できる美容成分としては「ビタミンC誘導体」「プラセンタ」「トラネキサム酸」などがあり、どの成分もニキビ跡の改善には効果的です。
エレクトロポレーションは特殊な電気を肌に流し、細胞と細胞の間にわずかなすき間を開けて、そこから美容成分を肌の奥まで届けていきます。
高周波
ニキビ跡を早くなくすには、新しい細胞をどんどん作って肌表面を再生させてあげることが近道です。
高周波は周波数の高い電磁波を肌に作用さることで、肌の新陳代謝をUPさせる効果があります。
これによりターンオーバーも活発になるため、色素沈着によるニキビ跡には効果的です。
また高周波には、コラーゲン生成をUPさせる効果も。
ニキビの炎症によって肌がくぼんでしまう「クレーター肌」は、肌深部のコラーゲンが破壊させることで起こります。
そのためクレーター肌は他のニキビ跡と比べると非常に治りにくいのが難点です。
LED
LEDといえば室内の照明などに利用されていますが、その光を肌に作用させることで様々な効果が得られることがわかっています。
またその効果も、以下のようにLEDの色によって違いがあります。
- 赤色LED:ターンオーバー促進・コラーゲン生成促進
- 青色LED:アクネ菌の殺菌・活性酸素の除去
- 緑色LED:色素沈着を薄くする
- 黄色LED:ターンオーバー促進・美白
色素沈着によるニキビ跡には「赤・緑・黄」が、クレーター肌には「赤」のLEDがおすすめです。
またニキビ跡予防には、ニキビそのものを予防することも大切。
その点においては、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌するには「青」のLEDが効果を発揮します。
LED機能はどの色のタイプであっても、ニキビ跡改善に良い効果をもたらしてくれるでしょう。
ニキビ跡・クレーターにおすすめの美顔器の人気商品を比較!
イオン導入・エレクトロポレーション | 高周波 | LED | |
エステナードリフティ | なし | なし | |
ララルーチュRF | エレクトロポレーション | 赤・青・黄 | |
美ルルリバース | エレクトロポレーション | 赤・青・緑・ミックス | |
エステナードソニックROSE | イオン導入 | なし | なし |
newaリフト | なし | なし | |
ツインエレナイザー | イオン導入 | 高周波+超音波 | なし |
ヤーマンRFボーテ | イオン導入 | 赤 |
ニキビ跡・クレーターにおすすめの美顔器ランキング!
以上の結果をふまえ、ニキビ跡・クレーターにお勧めの美顔器を3つ、ランキング形式でご紹介していきましょう!
ララルーチュRF

- コアパルス(エレクトロポレーション)
- 高周波
- LED(赤・青・黄)
- EMS
美ルルリバース

- エレクトロポレーション
- 高周波
- LED(青・緑・赤・ミックス)
- EMS
ヤーマン RFボーテ フォトPLUS

- イオン導出・導入
- 高周波
- LED(赤)
ニキビ跡・クレーター対策に美顔器を利用した人の口コミ!
ニキビ跡・クレーター対策に美顔器を利用した人の口コミを集めてみました。
平均評価(5段階) | 4.4 |
利用平均年齢 | 29.5歳 |
調査方法 | shinobiライティングで募集 |
利用者の具体的な口コミ!


角質除去ができるのでクレーター型のニキビ跡にも多少効果があるとは思いますが、やはり深めのクレーターを完全に治すのは難しそうです。








ニキビ跡・クレーターの原因と対策!
ニキビ跡をつくらないためには、まずはニキビができないように予防すること、そしてニキビができてしまったら適切に対処し炎症を広げないことが一番大切です。
とはいえ、気をつけていたのにニキビ跡ができてしまたったら・・・
その時はニキビ跡のタイプに合わせたケアをおこなっていきましょう。
セルフケアで改善が見込めるの以下の3つのニキビ跡です。
- 赤みのあるニキビ跡
- シミのような茶色いニキビ跡
- クレーター状のニキビ跡(改善がやや難しい)
ではそれぞれのタイプ別に、その原因や対処法について詳しくみていきましょう。
赤みのあるニキビ跡
ニキビが治った後に最もできやすいのが、赤みを帯びてしまうニキビ跡です。
ニキビの原因となるアクネ菌が感染して肌にダメージが加わると、それを修復しようその部分にたくさんの血液が流れ込むようになります。
ニキビやニキビ跡が赤くなってしまうのは、そこに集まった血液の色が皮膚から透けてしまうからです。
またニキビが治ったあとも、皮膚の内側に炎症が残っていると赤い跡が残ってしまいます。
対策:「規則正しい生活」「食事」「保湿」でターンオーバーを活発にする
ニキビ跡の中でも比較的軽度で治りやすいのが、この赤みのあるニキビ跡です。
特に何もしないでも自然に治ることがほとんどですが、その治りの早さを左右するのが肌の「ターンオーバー」。
私たちの肌は常に内側から新しい細胞が生まれ、古い細胞を押し上げながら肌を再生していきます。これがターンオーバーと呼ばれる皮膚に備わった機能です。
生まれ変わりの周期はおそよ28日。つまりターンオーバーが正常に働けば、1カ月程度で赤いニキビ跡も少しずつ剥がれ落ち、新しい皮膚におきかわっていきます。
しかし肌のターンオーバーは普段の生活習慣や食生活に影響を受けやすく、不規則な生活を続けているとターンオーバーは遅くなり、ニキビ跡が治るのにも時間がかかってしまいます。
できるだけ早くニキビ跡を治すなら、ターンオーバーを活発にすること。
そのためには「規則正しい生活」「バランスの摂れた食事」そして「肌の保湿」を心がけることが大切です。
シミのような茶色いニキビ跡
ニキビの跡が茶色く、シミのようになるのはメラニン色素の沈着が原因です。
メラニン色素の沈着といえば紫外線。つまり炎症を起こしたニキビにさらに紫外線が当たるとその跡が茶色いシミとして残ってしまうわけです。
またメラニン色素は紫外線だけでなく、炎症によって発生する活性酸素によっても生成されます。
対策:色素沈着には「美白ケア」がおすすめ
メラニン色素の沈着によるニキビ跡には、シミ改善と同様のケアがおすすめです。
普段のスキンケアでは、「ビタミンC誘導体」や「ハイドロキノン」といった美白成分配合のものを積極的に取り入れていきましょう。
また色素沈着した皮膚を新しく再生させるために、ターンオーバーを正常にすることも重要。
先にも述べたように、規則正しい生活習慣や食生活にも十分気をつけて、肌の新陳代謝をUPさせていきましょう。
クレーター状のニキビ跡
ニキビ跡の中でも、非常に厄介なのがニキビが治った部位が凹んでクレーター状になってしまったもの。
これはニキビの炎症が肌の表皮のさらに奥にある真皮にまで広がってしまい、コラーゲンを破壊してしていまうことで起こります。
他のニキビ跡が肌のターンオーバーで改善されるのに対し、真皮にまでダメージを受けたクレータータイプのニキビ跡は、ターンオーバーで改善することができません。
そのためクレータ—状のニキビ跡はセルフケアでの改善が難しく、場合によっては美容クリニックや皮膚科などの専門科による施術が必要となります。
対策:あきらめずにコツコツと皮膚の再生に努める
他のニキビ跡のように完全に治すことは難しくても、あきらめずにケアをおこなえばクレーター状のニキビ跡も多少の改善は見込めます。
クレータータイプはコラーゲンの破壊によってできるものですから、まずはコラーゲンの生成をUPさせるセルフケアを心がけていきましょう。
美容成分としては「ビタミンC誘導体」「レチノール(ビタミンA)」「ナイアシン」といったものが、コラーゲン生成には効果的です。
また肌の再生には、「生活リズムを整える」「十分な睡眠をとる」「肌に必要な栄養を摂る」といった美肌づくりの基本も忘れないようにしましょう。