自宅で好きな時間、好きな場所だけで脱毛ができる家庭用脱毛器。
近年はサロン並みの実力を持つ脱毛器も登場しており、今後ますます人気が高まること間違いなしでしょう。
仕上がり具合は文句なし!でもその効果をどのくらいで実感できるのかが気になるところですね。
脱毛効果はその人の肌質や毛の状態によって個人差があり、また男性のヒゲやすね毛のように太い毛になると効果があらわれるのにも多少に時間はかかります。
そのためあくまでも目安にはなりますが、今回は家庭用脱毛器の中でもとくに人気のある『ケノン』を参考に、脱毛効果が実感できる照射回数や使用回数についてご紹介していきたいと思います。
Contents
家庭用脱毛器(ケノン)1回あたりの照射回数
今回参考にするケノンは、家庭用脱毛器の中でも「光脱毛タイプ」の脱毛器になります。
光脱毛は脱毛したい部位に特殊な光をあて、その光の熱エネルギーによって毛根にダメージを与ええて脱毛していく方法です。
脱毛したい部位にハンドピースを密着させ、光を照射させるとその部位の脱毛処理が完了となります。
ケノンの場合はラージ、エキストラ、ストロングなど選ぶ脱毛カートリッジによって光を照射できる面積やパワーが異なります。
各部位別!ケノン(ラージタイプ)のショット数
今回は一般的なラージタイプ(照射面積7㎠)で、脱毛1回あたりの照射回数(ショット数)の目安をご紹介していきます。
両ワキ | 6~8ショット |
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両二の腕 | 20~30ショット |
両ひじ下 | 50~60ショット |
顔 | 20~30ショット |
両ひざ上 | 170~200ショット |
両ひざ下 | 150~170ショット |
VIO | 10~20ショット |
両手 | 16~20ショット |
全身 | 500~600ショット |
上の表は一般的な女性(150~160㎝)の1回あたりの照射回数(ショット数)の目安なので、大柄な人や男性では1回あたりの照射回数がもう少し多くなります。
カートリッジ変更によって脱毛の照射回数は削減できるのか?
解説したショット数はラージカットリッジであり、ストロングカートリッジというもっと強めのカートリッジもケノンにはあります。
ストロングカートリッジは照射の威力が強いですがその分、照射面積が小さいの特徴です。
つまり、ストロングカートリッジを利用すると照射できる部分は少なくなるので、結果として照射回数(ショット数)は増える可能性もあるんです。
そのため、ストロングカートリッジは毛が濃くて対象部位が狭い所に使う用のカートリッジです。例えば男性の髭やVラインなどが適していますね。
効果が実感できる脱毛回数はどのくらい?
実際に脱毛効果(カミソリやシェーバーでの自己処理が不要になる)が実感できる脱毛回数を実際の利用者の体験をもとにまとめると以下になります。
ただ、あくまでも体験者の個人的なものなので、毛の太さの違いなどの個人差があることは頭に入れておきましょう。
部位 | 期間 | 脱毛回数 | ツルツル度 |
VIO | 7ヶ月 | 14回 | ![]() |
脇 | 6ヶ月 | 12回 | ![]() |
顔 | 6ヶ月 | 12回 | ![]() |
手 | 3ヶ月 | 6回 | ![]() |
脚 | 4ヶ月 | 7回 | ![]() |
背中・うなじ | 12ヶ月 | 25回 | ![]() |
乳輪・乳首 | 3ヶ月 | 6回 | ![]() |
胸毛(女性) | 5ヶ月 | 10回 | ![]() |
髭(男性・旦那) | 12ヶ月 | 23回 | ![]() |
どのような過程で脱毛してきたのか、ビフォーアフター写真付きで以下で詳しく解説しています。
照射回数はレベル(照射の強さ)を上げると少なくて済む?
脱毛器ケノンの場合、照射レベルが1~10で選べ、レベルを高くするにつれてパワーが上がっていきます。
実際に利用するときは、レベル1から徐々にレベルを上げてみて痛みと脱毛効果のバランスを様子見る必要があるのですが、おそらくレベル1で脱毛効果を感じる人はほとんどいないと思います。
個人差があるのではっきりとは言いにくいですが、レベル1で100回脱毛するよりもレベル10で1回照射する方が脱毛効果が高いと感じたので、レベルを上げた方が照射回数・照射期間も少なくて済むでしょう。
レベル上げ過ぎも注意が必要!
脱毛は毛根にダメージを与えて破壊することで、次に毛が生えてこなくなるようにするものです。
そのため、毛根は破壊するのに必要なダメージ(レベル)しか必要ないので、無理してレベルを上げる必要はありません。
リスク
- 強い痛み
- シミ・肌荒れ
- 最悪の場合は火傷
これらのリスクは通常の肌であれば、たとえレベル10で照射しても発生する可能性はとても低いです。
ただ、ホクロやタトゥーなどのメラニン色素が濃い(黒い)部分に照射するときには注意する必要があります。
脱毛器は毎日使う?照射の頻度・間隔を短くすることで脱毛回数を減らすことができるの?
脱毛器の利用頻度・間隔は2週間に1度程度が推奨されています。
その理由は「毛周期」という毛の生え変わりのサイクルが影響しています。
毛は毛根すべてからいつも生えているわけではなく、絶え間なく生え変わっていてそのサイクルが約2週間程度といわれています。この2週間のサイクルのことを毛周期と呼んでいるわけです。
この毛周期があることから脱毛器の利用頻度を上げても脱毛効果がそれほど高くならないことが分かります。
もちろん、1回の照射で毛根にダメージを与えきれていなければ、頻度を上げて同じ毛根にダメージを与えることは効果的ですが、基本的に頻度を上げるより1回の照射パワー(レベル)を上げて行うのがよいでしょう。
剛毛の場合の脱毛器の利用回数はどれくらい?
剛毛の定義が難しいですが、女性であればVラインの毛、男性の髭などを剛毛といえるでしょう。
ただ、女性が一般的にいう自虐的な「剛毛」はVラインや男性の髭と比べるとかなり薄めの毛といえます。それぞれ、どちらの場合も気になると思うので両ケース説明していきましょう。
女性の剛毛な毛に対する利用回数
Vラインを除くような剛毛な毛に脱毛器を利用する場合でも利用頻度や利用回数は多少長くなる程度と考えてよいでしょう。
その代り、他の毛よりも照射レベルを強めに設定して脱毛を行う方が効果的かもしれません。
また、脱毛器はメラニン色素に反応して脱毛を行うため産毛のような薄い毛よりも多少剛毛の方が効果的です。産毛だとメラニン色素を認識できずに脱毛器がうまく機能しませんが、剛毛ならきっちりと反応して毛根を攻撃してくれるからです。
そのため、脱毛器利用で私は剛毛だから不安だ、と心配する必要はありません。
Vラインや男性の髭に対する利用回数
Vラインや男性の髭まで濃い毛になると、毛根がしっかりしていてダメージを与えてもなかなか脱毛することができなくなります。
そのため、脱毛器の利用頻度を隔週から毎週にするなどの方法も有効になります。
毛根に次回毛が生えてこれないようなダメージを1回で与えられれば、利用頻度を上げる必要はありませんが、1回では難しい場合毛周期の間に再度照射することで深いダメージを与えることが可能だからです。
また、頻度や回数だけでなく照射レベルを上げることも有効な方法となります。